四字熟語を制する者は漢検を制す。
萎靡沈滞(いびちんたい):物事の働きや動きが衰え、活気や勢いが無くなってしまう事。「萎靡」は、草木などが萎えしぼむ事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月10日
雪萼霜葩(せつがくそうは):植物の梅の別名。「萼」(がく)は花のつぼみの外側の部分。「葩」(は)は花の事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月10日
雪や霜のように白く、寒さをしのいで花を咲かせるという意味から。
雪魄氷姿(せっぱくひょうし)も梅の花の事である。
万目睚眥(まんもくがいさい):多くの人ににらまれる事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月10日
「睚」も「眥」も、にらむ・まなじりの意。
「眥」が「さい」と読みにくいような。。
突怒偃蹇(とつどえんけん):怒った人やおごりたかぶった人の顔や、岩石が角ばっていて突き出た様子を言い表す言葉。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月10日
「蹇」(けん)には、①なやみ苦しむ。例:屯蹇 ②かたい。強い。例:蹇諤 ③あしなえ。足が悪く、自由に動かないこと。なえぐ。例:蹇歩 の用例あり。
簡単に覚えられる!
巨擘(きょはく):親指の事。同類の中で特にすぐれた人。また、指導的立場にある人。擘指(はくし)は親指を意味する。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月10日
駐箚(ちゅうさつ):外交官等が任務の為に暫く外国に滞在する事。駐在。「箚」には、もうしぶみ、身分の下の者が上の者に提出する文書の意味がある。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月10日
訓読みが殆ど故事です。。
僉議してなお結論出ず
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
(せんぎ): 多人数で相談する事。多人数の評議。衆議。
収斂(しゅうれん)の斂(れん)の読みと間違えてしまいそうです。
武を偃せて文を修む
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
ぶをふせてぶんをおさむ:戦争も無く、人々は学問に励み、世の中が平和で穏やかである事。
麻姑を倩うて痒きを掻く
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
まこをやとうてかゆきをかく:思いどおりに事が運ぶ事。麻姑は中国の伝説上の仙女。爪が長く、蔡経という人は背中が痒い時に掻いてもらえば気持ち良かろうと考えたとあり、いわゆる「孫の手」は実は「麻姑の手」の事だと言う。
前には倨りて後には恭し
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
さきにはおごりてあとにはうやうやし:調子に乗って横暴な態度だったが、急に態度を変えて、相手に諛う(へつらう)ようになる事。
雨を冒して韭(韮 にら)を剪(き)る:友人の来訪を喜んでもてなすこと。友情に厚いことのたとえ。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
激しい雨の中訪ねて来た友人を、雨の中韭を切ってもてなした故事による。
謦咳(けいがい)に接する:尊敬する人に直接話を聞く事。お目にかかる事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
襤褸(らんる):着古して破れた衣服。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
漢検1級に合格出来る!
佚(いつ)を以て労を待つ:味方の鋭気を十分養っておいて、疲れた敵兵にあたらせるの意。孫子の兵法より。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
「剴切」な意見である。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
がいせつ:非常によく当てはまる事。
陰陽を「燮理」す。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
しょうり:陰と陽の二気をやわらげ程よく調整する。宰相が国をよく治める事をいう。
「燮」には、やわらげる。整える。調和する。という意味があります。字体からはちょっと意外な感じがします。
櫱(げつ):ひこばえの意。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
ひこばえって何ぞや?蝿?って思いますが、木の切り株から出た芽の事です。 pic.twitter.com/Zgnrdb6uau
兀然(こつぜん)として酔い豁爾(かつじ)として醒(さ)む:酒を飲めば忽ちにして酔い、酔って眠りから覚めると気分がさっぱりとして爽やかであるの意。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月9日
簡単に覚えられる!
大廈(たいか)の顛(たお)れんとするは一木(いちぼく)の支うる所にあらず:大きい建物が倒れかけているのを、1本の木で支える事は出来ない。大勢 (たいせい) が既に傾きかけている時には、とうてい一人の力では支える事が出来ないという事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
鬼の霍乱(かくらん):普段、極めて健康な人が、珍しく病気になる事のたとえ。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
蠹害(とがい):虫が物を食って害をなす事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
「蠹」は木食い虫の意味。蠹む(むしばむ)とも読む。 pic.twitter.com/5wHFBxtrKg
紊乱(ぶんらん):秩序・風紀などが乱れる事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
収攬(しゅうらん):人の心などをとらえて手中におさめる事。人心を収攬する。 pic.twitter.com/GemqGG0zBA
当て字も地味に厄介ですね。
鶏児腸 (ヨメナ):キク科の多年草。道端で見かける野菊の一種。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
読めな~い。。 pic.twitter.com/mqwSF5h1Zl
翻筋斗(もんどり):とんぼ返り、宙返りの意。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
翻筋斗を打つ。
虎杖(いたどり):タデ科の多年生植物。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
道端、土手、山野、荒れ地等、様々な場所で生育でき、いたるところで見られる。
確かに見た事あるわ。。 pic.twitter.com/6NQolFVkoS
雲を遏む(とどむ)=遏雲(あつうん):空行く雲を止めるほど、楽曲や歌声が素晴らしい事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
四字熟語を制する者は漢検を制す。
結跏趺坐(けっかふざ):仏教で修行の時に行われる座り方。「跏」は足の裏、「趺」は足の甲。 pic.twitter.com/cLZTTnbykA
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
懲羹吹膾(ちょうこうすいかい):一度失敗した事に懲りて、不必要なまでに注意する事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
「羹」は熱い汁物「膾」は生肉を意味する。
用例「菜羹(さいこう)・羊羹(ようかん)、人口に膾炙(かいしゃ)する」は覚えておこう。
冢中枯骨(ちょうちゅうここつ):無能で役に立たない人の事。
— 漢検1級特急 (@kanken1Q) 2019年8月8日
「冢」は墓の事。墓の中の骨のような人という意味から。三国志でお馴染み、孔融が袁術に言ったとされる言葉。